技術紹介

弊社では、CNC自動旋盤及び、ターニングセンターを使い、経験豊かなNCオペレーターによって、高品質な完成品加工を目指しております。
ここでは、その例として、産業用ブレーキ部品の加工についてご紹介いたします。

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完成品加工

産業用ブレーキ部品の加工例
材    料:SUS303
使用機材:ミヤノ製 ターニングセンター BNJ42SY

長材を給材機よりマシン内に突出し後、(1)(2)(3)の順にて完成品となります
(尚、(1)と(2)は同時加工)

(1)外径、端面、穴明け、内径ネジ、外径部のクロスネジ及び□部及び溝のミーリング、
      面取り(L側スピンドルC軸とY軸付タレットの組合せ)を行います。
(2)突切後、反対側の端面、内側面取りをRスピンドル、
      バックワーキングタレットを使用して行います
      この工程は(1)の加工と同時に行う為、サイクルタイムを短縮できます
(3)反対側の口部面取りが残りましたが、これはY軸付タレットの回転工具と
      R側スピンドルのC軸を組み合わせて行います。

以上が材料投入から完成までの概要です
(1)L側スピンドル/
メインタレット(Y軸付)
(2)R側スピンドル/
バックワーキングタレット
(3)メインタレットの回転工具/R側スピンドル